「たかの友梨ビューティクリニック」に対する是正勧告が多数のメディアに報じられました

「たかの友梨ビューティクリニック」仙台店に対して、仙台労働基準監督署が是正勧告、行政指導を行ったことが多数のメディアに取り上げられています。
是正勧告、行政指導の詳細や、本件の経緯について、詳しくはこちらをご覧下さい。
(以下、各社による8月23日迄の報道)
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・テレビ局
有給で残業代減 エステサロン店に是正勧告
仙台放送 2014年8月22日
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有給をとった従業員の固定残業代を減らしたなど、労働基準法に違反したとして、仙台労働基準監督署は、青葉区のエステティックサロン店に是正勧告を行いました。運営会社は「適正な労使関係の確立に取り組みたい」としています。是正勧告を受けたのは、青葉区でエステティックサロン「たかの友梨ビューティークリニック」仙台店です。

仙台労働基準監督署に申告した従業員や元従業員の弁護士によりますと、有給を取った従業員の固定残業代を減らしていたことなどが労基署の調査で確認されたということです。労基署は、こうした行為が労働基準法違反にあたるとして、今月5日付けで、エステティックサロン店に対し、是正勧告を行いました。また、残業代が正しく支払われていないことや、有給休暇が取れないなど、違法と思われる5つの事案については行政指導を行い、9月末頃までの調査・報告を求めています。
これに対し、運営会社は、「是正勧告や指導を受けたことは事実。労働基準監督署の指導に従い、適正な労使関係の確立に取り組んでいきたい」とコメントしています。
引用元:仙台放送ニュースアーカイブ「有給で残業代減 エステサロン店に是正勧告」
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・新聞社
読売新聞 2014年8月23日
読売新聞 記事のみ切り抜き_01 (2).png←クリックで記事を拡大
「休日出勤 当たり前」 たかの友梨従業員証言
残業代の未払いなどの労働基準法違反があったとして、仙台市青葉区の「たかの友梨ビューティクリニック」仙台店が仙台労働基準監督署から是正勧告を受けた。

東日本の店舗に勤務する女性従業員は22日、読売新聞に対し、「休日出勤は当たり前」などと厳しい労働実態を証言した。

女性は専門学校を卒業後、正社員として入社。勤務時間は午前10時~午後8時と言われていたが、「朝練」と呼ばれる午前8時30分からの研修は月に5~10回あり、月末は終電近くまで働くこともある。毎月の残業時間は約80時間に上るが、残業代が1万5000円程度だったこともあった。月に9日と定められた休日は消化できず、有給休暇を取れたことはないという。

仙台市で22日に記者会見した従業員らの弁護士によると、仙台店は是正勧告のほか、タイムカードと実際の退社時間に差が生じていたり、休憩時が確保されていなかったりする疑いがあるとして同労基署から行政指導も受けた。女性は「休憩はなく、立ちながら昼食を取っている」と話す。

エステ業界で働く従業員の労働組合「エステ・ユニオン」(東京)によると、産休を取ろうとした従業員が、運営会社から退職を迫られたケースもあったという。
引用元:2014年8月23日 読売新聞朝刊13版地域欄(仙台圏)『「休日出勤 当たり前」たかの友梨従業員証言』
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毎日新聞 2014年8月23日
毎日新聞 記事のみ切り抜き_01 (2).png
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「たかの友梨」に勧告 仙台労基署 残業代不当に減額
エステティックサロン「たかの友梨ビューティクリニック」の仙台店(仙台市)が、有給休暇を取った従業員の残業代を減額したなどとして、仙台労働基準監督署が是正勧告していたことが22日分かった。従業員の代理弁護士が明らかにした。仙台店の従業員と元従業員の計4名が労基署に申告していた。

代理人によると、残業代があらかじめ決められている「固定残業代」の給与体系であるにもかかわらず、有給休暇の取得後に、休んだ日数分を不当に減額されたとしている。

また、是正勧告では、労使協定書を適切に結ぶように求めたとされる。仙台労基署は取材に対し「個別の内容には答えられない」としている。

経営する不二ビューティ(東京)は、今月5日付で是正勧告を受けた事実を認めた上で、「通常の休みだと勘違いし、計算を誤った」と説明。勧告を真摯に受け止め、適切な労使関係の確立に取り組む」とのコメントを出した。
引用元:2014年8月23日 毎日新聞朝刊13版地域欄(宮城県)『「たかの友梨」に勧告 仙台労基署 残業代不当に減額』
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・新聞社ニュースサイト
「たかの友梨」残業代未払い…仙台店に是正勧告
読売新聞(YOMIURI ONLINE) 2014年8月22日
エステ店「たかの友梨ビューティクリニック」仙台店(仙台市青葉区)で残業代の未払いなどの労働基準法違反があったとして、仙台労働基準監督署が今月、同店に是正勧告していたことが分かった。従業員らの代理人弁護士が22日、記者会見して明らかにした。

弁護士によると、同店は残業時間にかかわらず一定額の残業代を月ごとに支払う制度を導入しているのに、有給休暇の取得を理由に5、6月分の残業代の一部が未払いだった。また、従業員代表と協定を結ばずに給与から社会保険料などを天引きしていた。

同店を運営する「不二ビューティ」は事実関係を認めた上で、「真摯しんしに受け止め、適正な労使関係の確立に取り組んでいきたい」とするコメントを出した。
引用元:YOMIURI ONLINE『「たかの友梨」残業代未払い…仙台店に是正勧告』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140822-OYT1T50121.html
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たかの友梨仙台店に勧告、残業代めぐり労基署
産経新聞(産経ニュース) 2014年8月22日
エステティックサロン「たかの友梨ビューティクリニック」の仙台店(仙台市)が、有給休暇を取った従業員の残業代を減額したなどとして、仙台労働基準監督署が是正勧告していたことが22日分かった。従業員らの代理人弁護士が明らかにした。

仙台店の従業員と元従業員の計4人が労基署に申告していた。代理人によると、残業代があらかじめ決められている「固定残業代」の給与体系であるにもかかわらず、有給休暇の取得後に、休んだ日数分を不当に減額されたとしている。また是正勧告では、労使協定書を適切に結ぶよう求めたとされる。

経営する不二ビューティ(東京)は、今月5日付で是正勧告を受けた事実を認めた上で「通常の休みだと勘違いし、計算を誤った」と説明。「勧告を真摯に受け止め、適正な労使関係の確立に取り組む」とのコメントを出した。
引用元:産経ニュース「たかの友梨仙台店に勧告、残業代めぐり労基署」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140822/crm14082220140015-n1.htm
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たかの友梨仙台店に労基署が勧告 残業代めぐり
共同通信(47ニュース) 2014年8月22日
エステティックサロン「たかの友梨ビューティクリニック」の仙台店(仙台市)が、有給休暇を取った従業員の残業代を減額したなどとして、仙台労働基準監督署が是正勧告していたことが22日分かった。従業員らの代理人弁護士が明らかにした。

仙台店の従業員と元従業員の計4人が労基署に申告していた。代理人によると、残業代があらかじめ決められている「固定残業代」の給与体系であるにもかかわらず、有給休暇取得後に、休んだ日数分を不当に減額されたとしている。

経営する不二ビューティ(東京)は、今月5日付で是正勧告を受けた事実を認め、「通常の休みと勘違いし、計算を誤った」と説明。
引用元:47ニュース「たかの友梨仙台店に労基署が勧告 残業代めぐり」
http://www.47news.jp/CN/201408/CN2014082201001933.html
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「たかの友梨」に是正勧告=仙台店、残業代勝手に減額-労基署
時事通信(時事ドットコム) 2014年8月22日
美容サロン「たかの友梨ビューティクリニック」の仙台店が、エステティシャンらの残業代を勝手に減額したなどとして、仙台労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが22日分かった。勧告は5日付。弁護団の太田伸二弁護士は「仙台だけでなく、全国の店でも同様の事例がある」と全社的に労働環境の改善を求める考えだ。

弁護団によると、仙台店では、従業員が有給休暇を取得すると、残業代から有給分を無断で差し引いて支給していた。また、給与から社会保険料などを天引きする制度を導入する際は、従業員が選んだ代表者と協定を交わす必要があるのに、本人の承諾を得ずに店側が選んだ従業員と協定を結んでいた。

仙台店のエステティシャンら女性4人(うち2人は退職)が6月に仙台労基署に申告していた。
引用元:時事ドットコム『「たかの友梨」に是正勧告=仙台店、残業代勝手に減額-労基署』
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014082200762
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「たかの友梨」研修費天引きで仙台労基署勧告
河北新報 ONLINENEWS 2014年8月23日
エステティックサロン「たかの友梨ビューティクリニック」仙台店(仙台市青葉区)で、従業員の給料から研修費を天引きする際に適切な労使協定が結ばれていなかったなどとして、仙台労基署は22日までに、労働基準法に基づき、運営会社の不二ビューティ(東京)側に協定を結び直すことを勧告した。

従業員を支援するブラック企業被害対策仙台弁護団によると、同社は仙台店の従業員代表と天引きをめぐる協定を適切に結んでいなかった。このほか、有給休暇を取らせなかったり、残業代を減額したりした。

仙台店の従業員4人が6月、「会社が従業員代表の名前を勝手に使って協定書を作った」などとして、同法違反で労基署に申告していた。

同社社長室は「是正勧告があったことは事実だ。労基署の指導に従い、適正な労使関係の確立に取り組む」とする談話を出した。
引用元:河北新報ONLINENEWS『「たかの友梨」研修費天引きで仙台労基署勧告』
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201408/20140823_13055.html


8月23日付で、読売新聞全国版社会面においても報道がありました。
読売新聞 2014年8月23日
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エステ店で労基法違反
エステ店「たかの友梨ビューティクリニック」仙台店(仙台市青葉区)で残業代の未払いなどの労働基準法違反があったとして、仙台労働基準監督署が今月、同店に是正勧告していたことが分かった。従業員らの代理人弁護士が22日、記者会見して明らかにした。

弁護士によると、同店は残業時間にかかわらず一定額の残業代を月ごとに支払う制度を導入しているのに、有給休暇の取得を理由に5、6月分の残業代の一部が未払いだった。また、従業員代表と協定を結ばずに給与から社会保険料などを天引きしていた。

同店を運営する「不二ビューティ」は事実関係を認めた上で、「真摯しんしに受け止め、適正な労使関係の確立に取り組んでいきたい」とするコメントを出した。
引用元:2014年8月23日 読売新聞全国版社会欄「エステ店で労基法違反」

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