「エステティックTBC」労働基準法違反に関する記者会見が多くのメディアで報道されました!

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3月15日(月)に、厚生労働省記者クラブにて、「エステティックTBC」に対して労働基準監督署から出された是正勧告について、記者会見を行い報告しました。
多くのメディアに取り上げていただき、NHKでは19時のニュースで全国放送されました。
今回の是正勧告では、国という公的機関が、エステティックTBCの違法残業、早出・休憩・残業の賃金不払い、休憩の未取得について、明確に違法と判断しています。
同様の問題は福岡の店舗以外にも広がっていると思いますので、職場の働き方に「おかしいのでは?」と疑問を感じる全国のTBC従業員の方は是非ご相談ください!同様に改善することが可能です。
以下、報道のまとめですので、是非ご覧ください。
(1)NHK
エステ大手「TBC」店舗に労基署が是正勧告
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160314/k10010442941000.html
 
 エステティックサロン大手の「TBC」の店舗が、従業員に違法に残業をさせたうえ、賃金の一部を支払っていなかったとして労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが労働組合への取材で分かりました。
 労働組合の「エステ・ユニオン」によりますと、是正勧告を受けたのは、エステ業界大手の 「TBC」の福岡市にある店舗で、労働組合の担当者とTBCの従業員が14日、記者会見しました。
 それによりますと、この店では労使間の協定を適正に結ばずに従業員に残業をさせたほか、従業員が客のカルテを記入するため勤務時間より早く働いたり、電話対応などで休憩が取れなかったりする状態が続いていたということです。このため従業員に違法に残業をさせたうえ、賃金の一部を支払わず、労働基準法に違反したとして今月、労働基準監督署から是正勧告を受けたということです。
 記者会見をした30代の女性従業員は子育てのため短時間勤務をしていたのに残業をさせられ、体調を崩したということです。女性は、「子どもと関わる時間が減って子育てにも影響が出た。 会社には安心して働ける環境を作ってほしい」と話していました。 TBCは「事実関係を確認中のためコメントできない」としています。
(2)テレビ東京
エステTBCに是正勧告
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/nms/news/post_108009
 エステサロン大手「TBC」の福岡市内の店舗が従業員に違法な残業をさせた上、賃金の一部を支払っていなかったとして労働基準監督署から是正勧告を受けていたことがわかりました。記者会見した従業員は、6時間半の時短勤務にも関わらず、1日10時間以上働かされ、残業代も支払われなかったと訴えました。TBCは「事実関係を確認中でコメントできない」としています。
(3)弁護士ドットコム
エステティックTBCに労基署から「是正勧告」 休憩時間ほぼゼロ、残業代未払い
https://www.bengo4.com/roudou/1098/1222/n_4409/
エステ業界大手「エステティックTBC」の福岡県の店舗に3月4日、労働基準監督署から是正勧告が出された。十分な休憩を与えず、従業員を長時間働かせた上、時間外労働に対する賃金も支払っていなかったという。
3月14日、当事者の一人である女性従業員が、東京・霞が関の厚生労働省記者クラブで会見し、「早く誰もが安心して働ける環境を作りたい。TBCには、子供がいても働きやすい会社になってほしい」と訴えた。
女性が加入する労働組合「エステ・ユニオン」は、TBCが従業員にタイムカードを押させつつ、残業代の支払いは自己申告制の手書き帳簿に基づいているとして、「全国約200店舗でも同様の法令違反が予想される」と話している。
●長時間労働で「子どもとかかわる時間が雑な感じでした」
この女性は30代の正社員で、9歳と6歳になる2人の子育て中。子どもができたことをきっかけに時短勤務者として働いてきたが、時短が時短として機能していなかったという。
始業時間の2時間ほど前の出社が常態化しており、休憩時間もカルテ記入や電話対応、無理なローテーションなどで、ほとんど休めなかったという。終業時間後の仕事もあり、7時間半の時短勤務だった時期でも、実質「過労死ライン」と言われる、月80時間ほどの時間外労働をした月があったという。6時間半勤務になってからも、実際には1日10時間近く働いていた。
育児にも追われており、女性は「残業で延長保育にすることもあった。休みも取れなくて、子どもの運動会の日に休みを希望しても、希望が通らなかった。朝はバタバタして、子どもをつい怒ってしまうことも。子どもとかかわる時間が雑な感じでした」と語った。
●15年間で200万を超える自腹購入
是正勧告の内容には含まれていないが、女性はTBC内で「自己購入」と呼ばれる、店舗の売り上げ目標をクリアするための自社商品の自腹購入も問題視している。強制ではないが、断りきれない雰囲気があったといい、購入額は多くて月4、5万円、少ない月でも1万円前後あったそうだ。女性は約15年間で化粧品など自社商品を200万円以上購入したという。
「目標というプレッシャーの中で働いていて、自己購入をほとんど毎月していました。それで辞めていくスタッフや体調を崩すスタッフもいてつらかった」
女性は現在、精神疾患で休職中。2013年11月から休職前の2015年9月までの未払い残業代は、約280万円になるといい、エステ・ユニオンを通した団体交渉で支払いや労働環境の改善を求めていくという。
弁護士ドットコムの取材に対し、TBCの広報は「勤怠管理のシステムも含め、事実関係を確認している。コメントは差し控えたい」と話している。
(4)毎日新聞
賃金不払いでTBCに是正勧告
http://mainichi.jp/articles/20160315/k00/00m/040/043000c
 エステサロン大手の「エステティックTBC」(本社・東京都新宿区)の福岡市の店舗で、賃金不払いなどの労働基準法違反があったとして福岡中央労働基準監督署が是正勧告を出していたことが14日、明らかになった。エステ労働者を組織する労働組合エステ・ユニオンが明らかにした。同社には約200の店舗があり、同労組は「一店舗の問題ではない」と訴えている。ユニオンなどによると、是正勧告は3月4日付。同社の博多バスターミナル店(福岡市)で、残業代など賃金の不払いや1時間以上の休憩を与えないなどの労基法違反があったという。同社の広報部は「事実関係を確認中でコメントできない」としている。
(5)産経新聞
「TBCに労基署が是正勧告」と労組が明らかに 残業代不払いなどで
http://www.sankei.com/west/news/160314/wst1603140096-n1.html
 労働組合「エステ・ユニオン」(東京)は14日、全国にエステ店を展開する業界大手「TBCグループ」(同)の福岡市内の店舗で残業代不払いなど違法な労働があったとして、福岡中央労働基準監督署が是正勧告をしたことを明らかにした。
 取材に対し、同社は「事実関係を確認中」、労基署は「守秘義務があり答えられない」としている。
 ユニオンの担当者は東京都内で記者会見し、労働基準法上必要な労使協定がないまま残業をさせていたことや、同法が定める休憩時間を適切に与えていないことに対しても勧告があった、と説明した。
 会見には、この店舗で働いていた30代の女性組合員も出席。1日6時間半の時短勤務なのに実際には約10時間働いていたと訴え「2人の子供と関わる時間がないに等しくなった。おかしい点は会社に言って、誰もが安心して働ける環境をつくりたい」と話した。
 ユニオンには、各地の店舗の従業員らから労働条件などに関する相談が約50件寄せられているという。
 TBCのウェブサイトによると、同社は昭和51年設立。グループ全体で直営サロン207店を展開している。
(6)共同通信
労基署「TBCに是正勧告」か 労組説明、残業代不払い
http://this.kiji.is/82074639086485507?c=39546741839462401
 
 労働組合「エステ・ユニオン」(東京)は14日、全国にエステ店を展開する業界大手「TBCグループ」(同)の福岡市内の店舗で残業代不払いなど違法な労働があったとして、福岡中央労働基準監督署が是正勧告をしたことを明らかにした。
 取材に対し、同社は「事実関係を確認中」、労基署は「守秘義務があり答えられない」としている。
 ユニオンの担当者は東京都内で記者会見し、労働基準法上必要な労使協定がないまま残業をさせていたことや、同法が定める休憩時間を適切に与えていないことに対しても勧告があった、と説明した。
※共同通信は全国の地方紙等に記事を配信しており、以下の新聞、ネットメディアにも掲載されました。
マイナビニュース、ロイター通信、北海道新聞、秋田魁新報、新潟日報、上毛新聞、東京新聞、中日新聞、神戸新聞、福井新聞、山陰中央新報、徳島新聞、西日本新聞、長崎新聞、宮崎日日新聞