(※画像を押してもらえると詳細が見えますので、ぜひご覧ください)
私たちエステ・ユニオンには、長時間労働、残業代不払いといった労働基準法違反の相談が多数寄せられています。
長時間労働や残業代不払いの問題を争ったり、改善したりしようとする時は、「労働時間の記録」があるかどうかが何より重要です。
労働時間の記録方法としては、タイムカード、ICカード、PC画面での入力など、様々な方法がありますが、労働相談を受けていると、そもそも労働時間の管理がなされていない場合や、タイムカードなどがあったとしても定時や実際の労働時間よりも少なく打刻させられてしまうことが多くあります。
そういった場合には、自分で実際の労働時間の記録を集める必要があり、今回はその1つの方法である、「労働時間のメモの取り方」を紹介します。メモでも団体交渉や裁判で勝利したり、労働基準監督署からの是正勧告を獲得できます。
方法としては、添付したメモにある通り、出勤時間・休憩時間・退勤時間を1分単位で毎日書きましょう。賃金は1分単位で支払われなければ違法で、15分や30分などの切り捨て計算は認められませんので、1分単位で記録を残しましょう。
毎日証拠を残すことが、その証拠の信頼性を高めますので、ぜひ、労働時間管理がされていない、少なく打刻されてしまっているという方は、上の画像にあるようなメモを残してみてください。
それをもとに、労働時間を証明し、長時間労働や残業代不払いを改善しましょう!