4月18日(水)に勝訴した、エステサロン「PMK」との裁判の原告勝訴コメントを掲載します。
原告らは、1年間、裁判を継続し、やっと勝訴しましたが、会社はまだ非を認めず控訴をするようです。とても不誠実な行為で許せません!
今後も、東京高等裁判所にて裁判は継続しますが、完全勝利に向けて、新規組合員の団体交渉や会社の問題を広く周知する宣伝活動をさらに強化していきたいと思います!
PMKで働いている方、働いていた方は、労働相談や情報提供をぜひ、お寄せください。
一緒に労働環境や会社の姿勢を変えましょう!
◆原告コメント
①Aさん
私は、働いている時には、先輩らも疑問を持っていなかったので、残業代が払われないのは当たり前と思ってしまっていましたが、ユニオンに相談をしてから違法なことであると知り、今も同期含めこの会社で働いている子達の環境が良くなるならと思って、裁判を決意しました。
これまで裁判を進めてきて、正直、ここまで長く続くと思ってなかったですし、それは、会社が事実を認めないということなので、苦痛でした。証人尋問では、緊張しましが、社長や元上司、元同僚の主張が、予想以上に嘘ばかりでひどかったので、そこまでして会社を守ろうとする意味はなんなんだろうと思いました。
今、会社に対して想うことは、ちゃんと、社長も反省して現場で頑張っているスタッフのことを優先して考えて、労働環境を変えて欲しいということです。また、今回の判決を従業員にも知ってもらい、法律がどうなっているかや会社の言っていることがすべて正しいわけではないということなど、意識も含め変わってもらえたらと思っています。
最後に、今回の裁判に勝訴して、やっと裁判が終われて一安心というのが一番です。あと、勝訴=会社の非が認められたということになるので、社長や会社の環境がしっかり変わってくれるのを期待します。
②Bさん
私が裁判を起こそうと思ったのは、もともと有給休暇を取れなかったり、残業代が払われないのが嫌と思って働いていて、そのような会社の従業員を大事にしないやり方が納得できなかったからです。
働いていた当時は、朝から夜までの長時間の拘束や、終電ギリギリまでの労働などが体力的にもしんどかったのと、それだけ頑張った分に対する残業代が払われないというのが、一番辛かったです。
これまで裁判を継続してきて、会社のせいですが、なかなかすぐに決まらないんだな、長かったなと思います。
会社に対して今想うことは、今回の判決を受けて、ちゃんと労働環境に対する考え方とかが変わって、働いている人に対して優しくなって欲しいと思います。これまでは、社長のやり方を押し付ける感じで、働いている人のことを考えていないと思います。
勝訴しての感想は、一番は安心した、ちゃんと判断してもらってよかった、というのがあります。こちらは、証拠もあるし、自分も頑張って働いてきた事実が認められたのが嬉しいです。
③Cさん
私が裁判を起こそうと思ったきっかけは、働いていておかしいと思っていたことをはっきりさせたい、また、会社の労働環境が何か変わるのであればと思ったのが大きかったです。
働いていて辛かったことは、長時間労働や休憩も取れたり取れなかったりで、1日の労働時間がとても長かったことでした。
裁判をこれまで続けてきて、感想としては、長かったなと思います。あと、法廷では、相手の弁護士の質問や反論が嫌らしくて怒りを覚えました。
会社に対して今想うことは、まだ、本当に労働環境が変わるのか疑わしいですが、同期の人たちも残っているので、少しでも環境が良くなればと思います。
今回、勝訴して、なにより安心しました。ちゃんと私たちの主張が認められたんだなと実感できて、それが一番嬉しいです。
◆同様の問題で悩んでいる方はいませんか?
エステ業界で働き、PMKの労働環境と同様の状況で悩んでいる方はいませんか?少しでも働いていて「おかしいな」と感じるところがありましたら、ご相談や情報提供をいただけましたら幸いです。在職中に改善することはもちろん、在職中から証拠の集め方などを相談しておいて、退職の際や退職後に会社に対して請求することも可能です。ちょっとした疑問から相談をお受けしていますので、ご検討ください。
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