◆「ミュゼプラチナム」の従業員の方向け「緊急労働相談キャンペーン」を実施します!
現在、エステ・ユニオンへ「ミュゼプラチナム」で働く従業員の方からの相談が多数寄せられておりますので、この度、「緊急労働相談キャンペーン」を実施することに致しました。相談は「ミュゼプラチナム」との話し合い(団体交渉)を担当しているスタッフが対応させていただきます。
TEL:0120-333-774(8時〜22時)
MAIL:info@esthe-union.com
相談無料・秘密厳守ですので、お気軽にお電話ください。
◆10月給与で未払い賃金支払いへ・・・だけど3ヶ月分だけ??
本社で働くAさんの未払い残業代の支払い等を求め、エステ・ユニオンは「ミュゼプラチナム」を運営するジンコーポレーションへ申入れをし、10月16日(金)にやっと第1回目の話し合い(団体交渉)を行うことができました。
会社はエステ・ユニオンとの話し合いの中で、渋谷労働基準監督署も指導している通り、これまでの賃金計算に誤りがあり、未払い賃金が発生していたことを認め、Aさんにも未払い賃金の一部を支払うと回答しました。
また、すべてのスタッフに対しても、10月分給与を支給する際に、未払い賃金を過去3ヶ月分だけ追加で支払いました。また、会社は15分計算で行っていた賃金計算が違法であることも認め、1分単位に改善もしました。
しかし、今回支払われた未払い賃金は過去3ヶ月分だけであり、労働法では、未払い賃金の請求は過去2年間さかのぼってすることができます。つまり、会社が支給したのは、従業員の方の膨大な未払い賃金のごく一部であり、未だ多額の未払い賃金を請求する権利が従業員の方には残されています。
会社によっては、未払い残業代の一部を支払ったことをもって全ての未払い賃金を精算したとする「同意書」など書かせる場合もありますので、そのような場合はその場でサインせず、エステ・ユニオンまでご相談ください。
◆自己申告していない残業代は支払わない!と会社は主張
団体交渉で会社の人事部の方は、「残業は申請することになっていて、みんな申請している」と述べ、自己申告をしていなかったAさんの早出出勤分の賃金は支払わないと主張されました。
人事部の方は、誰でも自由に残業申請ができるのに、申請しないAさんが悪いと言いたいようなのですが、Aさんのいた本社では残業申請は非常にしづらい環境にありました。エステ・ユニオンには、いくつかのサロンのスタッフから残業の申請をさせてもらえない、という相談も寄せられています。みなさんのサロンではどうでしょうか?
労働時間の「自己申告制」については、国も会社の側に労働者の労働時間を正確に把握する責任があると通達を出しており、会社は実際に働いた労働時間分の賃金を払わなければなりません。
◆未払い賃金の請求は会社の改善につながります!
皆さんが実際に働いた分に対して支払われていない未払い賃金を請求することは、会社が今後コンプライアンス(法令順守)を意識する大きなきっかけになり、職場環境の長期的な改善につながっていきます。不払い賃金を証明する証拠の整理や未払い賃金の計算、会社への請求等は、私たちエステ・ユニオンがサポートします。是非、お気軽にユニオンまでご相談下さい。
会社の私的整理の問題など、将来への不安が頭を離れないかと思いますが、小さな悩みで構いませんので、ご相談・情報提供をお寄せ下さい。