2月19日発表の「ママ・パパ安心労働協約」に、大きな反響がありました!

当ブログでも既に報告していますが、「たかの友梨ビューティクリニック」を運営する株式会社不二ビューティとエステ・ユニオンは、女性が安心して働き続けられる職場環境の実現を目指して「ママ・パパ安心労働協約」を締結しました。
この協約の締結について、2月19日に不二ビューティと共同発表したところ、大きな反響がありました。そこで、本件を報じている新聞記事などをご紹介します。
※協約の具体的な内容などについては、こちらの記事(「たかの友梨ビューティクリニックとママ・パパ安心労働協約を締結したことをご報告します」)をご覧ください。
○全国紙を含む各メディアが報道
朝日新聞や毎日新聞などの全国紙で、今回の協約を取り上げていただきました。また、ネットニュースでも記事になり、注目を集めています。
「たかの友梨」、子育て支援制度を導入 組合と労使協約(朝日新聞)
たかの友梨:労組と和解 働きやすい職場へ労働協約を締結(毎日新聞)
たかの友梨、子育て中は残業免除 労使が協約(共同通信)
「たかの友梨」子育て中の残業免除でママ支援(スポーツ報知)
たかの友梨と労組が「マタハラ解決」宣言 「ママ・パパ安心労働協約」を締結(弁護士ドットコム)
→Yahooニュースにも掲載されました! こちら
さらに今回は、美容業界誌の「美容経済新聞」でも記事になりました。
たかの友梨BC、労使問題全面解決へ。ユニオンと共同声明発表(美容経済新聞)
○各界の有識者も注目
有識者の方々も、今回の協約を扱った記事を執筆されています。協約や労働組合の意義について、これまでの経緯も踏まえながら、大変分かりやすくまとめていただいています。以下、内容を一部抜粋して、ご紹介いたします。
・今野晴貴氏(NPO法人POSSE代表。雇用・労働政策研究者)
たかの友梨が「究極のホワイト企業」に変貌
たかの友梨の新しさは、ユニオンとの労働協約によって改善したということだ。法律遵守の約束はもちろん、法律を上回る水準のルールを設けたうえ、今後会社が労働条件を悪化させないように、ユニオンがチェックと交渉を続けることができる。

・嶋崎量弁護士(ブラック企業対策プロジェクト事務局長)
ブラック企業・たかの友梨が「ホワイト企業」に?~「ママ・パパ安心労働協約」締結の意味~
会社を潰すためでは無く、職場の仲間が安心して働ける労働条件を勝ち取り、これによって会社のサービスも向上して、会社も健全に発展していくことを目標に、ユニオンは活動しているし、組合員もその思いです。
ユニオンができる→ 従業員定着率向上・サービス向上 → 会社の利益アップ
これが、本来の労働組合の果たす機能です。

記事でも言及されていますが、私たちの目標は、安心して働き続けられる会社、業界づくりにあります。こうした目標に向けて取り組んできた一つの成果として、「ママ・パパ安心労働協約」は位置づけられます。
もちろん、協約が締結されたからといって、これで「たかの友梨ビューティクリニック」での組合活動が終わるわけではありません。会社とエステ・ユニオンの話し合いはこれからも続いていきます。「たかの友梨」で働いている方で、自分が勤めているサロンの働く環境について疑問やお悩みがあれば、ユニオンまでご相談ください。
また、他社にお勤めの方からの相談も、引き続きお待ちしております。サービス業だから、エステだからといって諦める必要はありません。現に「たかの友梨」では、全国のサロンで職場環境が改善しつつあります。一気に全てを変えることは無理でも、職場や会社を少しずつ変えていくことは可能です。気になる点が少しでもあれば、ご一報ください。
ユニオンでは、皆様からのご相談に、相談無料・秘密厳守で対応しますので、お気軽にご相談ください。