6月10日に、東北医療器械事件の第9回弁論が行われましたので、ご報告いたします。
今回は11時開始という、授業がある学生や働いている労働者の方の参加が難しい時間設定となっていた中、いつも支援してくださっている学生や大学の先生など、合わせて約15名の方にご参加いただきました。学生の中には「参加が難しい日も何とか調整して、最後まで支援したいです」と言ってくれる方もいました。この裁判はご支援くださる皆様に本当に支えられているんだと、改めて実感いたしました。お越しいただきました皆様にはこの場を借りて感謝申し上げます。
今回の弁論では新たに、労働基準監督署が会社に対して行った指導内容が証拠として提出されました。REジャパン(元東北医療器械)は、これまでに数度にわたり、労働環境について労働基準監督署から指導も受けていました。しかしその後も「ブラック企業」的な体質は変わらず、結局原告のように3年以内に使い潰されてしまう若者がでてしまっています。現在被告となっている元経営陣には、しっかりと責任を取ってもらう必要があると改めて感じています。
※報告集会の様子のご紹介として、第7回弁論時のものを載せています。
次回は9月7日(月)の16時から第10回弁論期日が仙台地方裁判所で開かれます。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。