エステティックサロンさくら「重要なお知らせ」は従業員の個人見解? 会社の不誠実な回答に抗議します!

【追記】エステティックサロンさくら(運営:株式会社ベルフェム)との労使紛争は、2019年12月6日現在、和解により円満解決しています。

「会社の法律は俺だ」「逮捕されても(未払い残業代は)出せない」と社長が豪語するエステティックサロンさくら(http://www.e-sakura.co.jp/)の運営会社・株式会社ベルフェムから写真の通りの回答がありました。

会社ホームページの「重要なお知らせ」は個人の意見を載せたものだから、組合からの質問には答えない、というのですから、本当に酷い回答です。

※組合から会社への申し入れ内容については下記記事を参照ください。

エステティックサロンさくらに対して申入書を送りました

ブログをご覧の皆さん、どう思われますか?
これ、主語が「弊社」ですし、だれが見ても会社の公式見解です。

そこで、組合からは次の通り、抗議と要求を会社に対して送りました。
自分たちで責任の持てない発言を繰り返す、エステティックサロンさくらの態度は、お客様に対しても、社会に対しても、エステティシャンに対しても不誠実極まりないものです。

抗議及び要求申入書

前略 貴社は1月11日付の貴社回答書で、「重要なお知らせ」は「当社従業員」の「率直な気持ち」と主張しますが、「重要なお知らせ」の文章は主語が「弊社」になっておりますので、どのように見ても貴社の見解としか思えません。当組合は、貴社の不誠実な回答に対し強く抗議します。
再度、下記の事項を申し入れますので、誠実にお答えください。なお、回答は1月17日までに書面でお送りください。よろしくお願いいたします。
草々

1.2019年1月6日付の私たちの要求項目に誠実にお答えください。
2.次の文章のどこが、「当社従業員(OG含む)の率直な気持ち」なのか教えてください。

以下、引用。
「重要なお知らせ
弊社の労働環境につきまして、一部メディアの一方的な報道により、会員の皆様、関係者の皆様には多大なるご迷惑、ご心配をおかけいたしましたこと、謹んで深くお詫び申し上げます。

元従業員による外部団体への加入と、東京地裁への提訴の件につきまして、弊社について多くの皆様に誤認を与えてしまい、大変戸惑っております。

弊社は、担当制のサロンということもあり、できるだけ長くお仕事を続けていただきたいと考えております。その為、会社の方針や仕事の内容、労働環境などしっかりと理解し、共感して頂くことが、ご入社いただくにあたり、一番重要なことになっております。
面接時や入社後の説明、担当につく前にも面談の時間を設け、改めて説明を行っております。そのため、30年以上このような問題はなく、ほとんどの従業員がやりがいと責任をもってエステティシャンとして従事しておりました。今働いている従業員もその気持ちに変わりはなく、皆様に心からのおもてなしをさせて頂いております。

弊社におきましては、引き続き働きやすい環境を整え、会員の皆様への満足度向上に努めてまいります。

まだ、裁判は続いておりますので、弊社の見解につきましては裁判にて主張してまいります。ご心配をおかけいたしますが、何卒ご理解いただき、ご厚情を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。」
(引用ここまで)

以上

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL