現在、PMK(https://www.pmk-j.com/)で働く在職の労働者と一緒に、労働環境改善を求めて、会社本社で社長と団体交渉を継続しています。
先日、以下のブログ記事で書きました通り、あるPMKの店舗の店長が、店舗ミーティングにおいて、ユニオンやユニオンに入った労働者を批判する話をしました。
労働組合法では、社内でユニオンやユニオンに入った人を批判した場合、「支配介入」という違法行為になります。
私たちは、会社に対して強く抗議するとともに、事実関係の確認、謝罪、社内に対する組合及び組合員の名誉回復等を求めていました!
そうしたところ、店長から、謝罪の回答がありましたので、ご報告します。
当初、この店長の行為について会社へ問うと、「組合員は虚言癖がある」などと、さらに誹謗中傷を社長がしてきましたが、録音していた音声を出したところ、自らの非を認めざるを得なくなったのでしょう。
「証拠がなければいくらでも騙せるだろう」という姿勢が見え、大変不誠実な会社だということが改めてわかりました。
今回は、あくまで書面での、店長の謝罪だけなので、会社自体の責任、直接の謝罪、今後の社内に対する組合及び組合員の名誉回復等を継続して求めていきます!
◆回答書の抜粋
今回の店長の回答の抜粋です。店長も自らの非を認めています。今後は、店長「だけ」の問題として、「トカゲのしっぽ切り」で終わらせないことが重要です。
「今回、改めて音声があるとのことで、再度確認を受けて音声を確認したところ、ご指摘頂いている内容の発言があったので、大変申し訳なく思っています。」
「わたくし自身の話の仕方、言葉の表現方法が誤解を招く結果となり、深くお詫びを申し上げます」
「つけこみという表現は批判と誤解を受けても致し方ありません。申し訳ありませんでした。」
「私自身が社外ユニオンに懐疑的な気持ちを持っており、その気持ちが「標的」というような不適切な発言につながってしまったかと思います。その点については、重ねてお詫び申し上げます。」
◆店長の発言内容の再確認
改めて、店長の発言は、以下のようなものでした。店長は、店舗従業員全員が参加するミーティングで、組合や、裁判を起こした組合員を批判しています。
+++音声+++
(最近)雇用契約書をちゃんともらうことになったきっかけは、ここ数年に入社したスタッフが、中小の企業は雇用契約書を交わしていることが少ないけど、交わせていなかったところにつけこみ、(中略)(裁判で)訴えている(から)。
契約書へのサインなしをもって、1分単位で(残業代を)払えと言ってきている。(会社から)お金を頂いているにもかかわらず。
そもそもなんで今回(組合員が)訴えているかと言ったら、美容業界を標的にした組合がある。そこにつけこむって言ったらあれだけど、(中略)。個人では何もできないけど、この会社から取れるとなったら、組合は、一緒にやりましょうと言ってくる。ある意味、この人たち(組合員)も自分からというよりは、たまたまこういう人がいたからという感じ。
たかのゆり、ミスパリ、ジェイエステ、この業界で言われてないところはないくらい、標的をどんどん、すごいよね(笑)。
数ヶ月じゃなく、何年も働いているスタッフなら(エステの働き方は)わかると思うけど、組合がそこにつけこんでいると思う。(組合員は)かわいそうだなと思う。
+++音声+++
◆職場の問題で悩んでいる方はいませんか?
現在、私たちは、PMKと労働環境改善に向けた交渉をし、多くの改善も勝ち取っています!PMKはもちろん、エステ業界で働き、PMKの労働環境と同様の状況で悩んでいる方はいませんか?少しでも働いていて「おかしいな」と感じるところがありましたら、ご相談や情報提供をいただけましたら幸いです。在職中に改善することはもちろん、在職中から証拠の集め方などを相談しておいて、退職の際や退職後に会社に対して請求することも可能です。ちょっとした疑問から相談をお受けしていますので、ご検討ください。
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